miya-peter12’s blog

日本旅しながらなんでもお手伝いします。

旅に出た理由

少し前までは旅なんかしようとも思ってなかった。
自転車にすら乗ってなかった。


当時僕は、溶接の仕事をしていた。8時に会社に行き、セッセコ働いていた。


当時板金技能フェアに出品担当として作らせていただいたラグビーボール24枚の板を繋ぎ合わせ形にしました。

直属の上司は仕事もバリバリできて僕の意見に耳を傾けてくれて、僕という存在をしっかりと相手してくれる
大人嫌いだった僕の考えを改めてくれるような存在で本当に尊敬できる人だった。
仕事は楽しかったし、人間関係も良好、溶接の副リーダー的な立ち位置で仕事をしていた。

プライベートでは
暇さえあれば仲間と集まり、車を運転中も誰かと電話して、部屋には基本弟か友達がいて1人でいる時間が寝る時ぐらいだった、それが普通で
そんな毎日を過ごしていた。
1人で居る時間もったいない、つまらない、寂しい
1人でいたくなーーいって感じ
1人じゃなにもできない奴

社会人3年目の夏頃に新入社員で40歳ぐらいのFさんが入ってきた、このFさんとの出会いから僕の考え方が少しずつ変わっていった。

社会人4年目になりそのFさんとの会話も増え仕事終わりによくご飯に行く仲になった。
夜中の2時までガストで話をしていた!
そのFさんはロンドンで何年か過ごしていたり元クラブを経営している過去があった、

会社の話をしたり世間話し過去のストーリーを聞いたりとても楽しい時間だった。
Fさんと会話をしているうちに自分の中で当たり前だと思っていた事が当たり前じゃなかったり
今、自分が生きている、知っている世界は凄く狭い空間なんだ
自分はちっぽけな存在だ!と実感した。
なにか自分にとって大きな冒険をしたい。

その時自分は22歳社会に出て4年あっという間の4年だった
更にあっという間で26歳さらに4年で30歳このままだとあっという間に30歳になるどんどんチャレンジしにくくなる

今動こう今自分ができる冒険はなにか

日本一周してみようかな、
海外行ってみようかな、

でも会社を辞める勇気がない、会社からもそれなりの評価があったし上司にもよくしてもらってる、辞める事にとても対抗があった。


辞めれないなら将来性のある辞めたくない会社にしたい!
3年働いていたので仕事で小さな不満、こうした方がいいんじゃないか?など思うことがあった。
少しでも解決できるように上司にも相談しながら解決していった。

小さな事を解決するにつれ根本が見えてきた。
根本をどうにかしないと、
しかし根本の問題は僕じゃ到底解決できない

次に協力してくれる仲間を探し始めた。
他の部署のリーダー、先輩達、後輩いろいろな人に話を持ちかけ休み時間、仕事終わり色々な時間で話をした。

所詮クソガキでバカの僕が考える事、当然会社の数人は気づいていたし解決したいとは思っていた
しかし難しい問題で、なかなか動けかったみたい。

どんどん現実を突きつけられる。
もーヤケ糞どーなるかわからないけど最終手段、社長にも話を持ちかけたがやっぱり現実は甘くない。
僕も『諦める』の文字が頭に浮かんだ、

辞めない理由を作る為に動いていたのが
いつのまにか辞める為の理由を作っていた。
ここまで会社の為に動いた、潔く後腐れなく辞めることができる。

さらに僕は確実に成長もしていた、小さな動きが少しずつ大きな動きになっていて
「やればできるじゃん」と自分に自信がついていた。
冗談半分で思っていた日本一周もやれる気がしていた。むしろやってみたいになっていた。

会社には日本一周したいを理由に辞めることを報告した。
とても残念がってくれた。

3月いっぱいで辞めるつもりでしたが、
僕が辞める事に不安で泣いてくれる後輩もいて
主に仕事より、後輩にとことん仕事を教える、面倒を徹底的にみさせてもらう事を条件に1ヶ月延長。
可愛い後輩くんです。

4年と1ヶ月で会社を辞めました。

本当にお世話になっていた直属の上司も応援してくれ、昔自分が乗っていた自転車をもう使わないからと頂いた。


宗谷岬で頂いた自転車との写真

大好きな上司の自転車で日本一周するでーーー
って感じで

周りにはそんなに甘くないとガミガミいわれたが ここまで動いてきた無理やりでも1歩踏み出します。
不安と共に出発

やってみなきゃわからない、旅クソ楽しいじゃねーか!